日本人は「作る」ことは大好きですが、「作った後」のことを考えないことが多いような気がします。例えば作る期間が1ヶ月だとすると作り終わった後は1年以上の期間が通常は存在しています。システムにしても製品にしても作り終わったあとをどうするか、ということが大切なはずなのですが、そこがどうも抜けているケースは多いような気がします。
日本国内の求人状況を見ているとサポート専任で募集しているのはその多くが外資系企業です。外資は日本進出に当たって、まずはサポート部隊を充実させようという考え方を採るようです。ところが、日本企業はサポートは二の次、問題が起こったらそのときに手の空いている人がやればよいという考え方が多いようで、システムエンジニアなどの募集にはかならず「提案から保守まで」という文言が並びます。
この不況の中で一味違った付加価値をつけるためには外資に見習って、保守体制の充実がキーポイントではないかと考えますがいかがでしょうか。